現在の高齢者は昔に比べて元気

皆さんの身近にいるご年配の姿を見ても、決して「高齢者」と呼ぶには抵抗がある、非常に若々しい人も少なくないのではないでしょうか。

実際、同じ年齢で比較したときに、”今の高齢者は昔の高齢者よりも体力的に若返っている”という報告書があります。

体力を表す一つの指標である「通常歩行速度」を1992年と2002年に測って比較したところ、男女ともに11歳も若返っていた、という結果です。

つまり、今の70歳は体力的に昔の59歳と同じということです。

最も死亡する人が多いと推計される年齢(死亡時年齢最頻値)は、男性は85歳、女性は91歳です。

平均寿命や平均余命より長いです。また65歳を起点として介護が必要な人はどれだけあるかをみると、約1割(男性9%、女性は13%)程度とされる結果もあります。

逆に言えば、高齢期の約9割の期間は介護を要せず自立した成果が可能ということです。

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