「人生100年をいかに生きるか」、これは21世を生きる私たちにもたらされた新たな課題であり、大きなチャレンジです。
皆さんはこの問いにどのように考えられるでしょうか。
「毎日が大変で先のことは考えられない」。
「重要なことだが何を考えれば良いのかわからない」、「なにも心配していない」など受け止め方もさまざまだと思います。
中には「人生は自らが築くもので、他人に教わるとか真似るものではない」と考えられる人もいるでしょう。
確かに人生はそれぞれで、どの人生をとっても唯一無二のものであり、一つとして同じものがないことも事実です。
したがって、正解となる生き方も人それぞれです。
ただ、”より良く生きたい”ということは、誰もが抱く共通の願いであることも事実でしょう。
”何よりも大切にすべきは、ただ生きることではなく、より良く生きることである、といった古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉もありますが、複雑な課題が山積している現代社会では、”このより良く生きる”ということが非常に難しいテーマとなりました。
人間としての根源的な願望である”より良く生きる”を皆さんとともに習得できるよう、これからの100歳大学で情報提供していきたいと思います。