自立度低下期

日本人の多くが穏やかに老いる高齢期のステージを紹介しましょう。

これは徐々に穏やかに老いていく期間です。

年齢としては、75歳以降をイメージします。寿命革命により私たちに与えられた新たなライフステージです。

人間も生物である以上、身体的な老化は避けられません。以前ご紹介しました自立度の変化のデータでも男性の7割、女性の9割は70代後半から緩やかに身体的な衰えが見えてきます。

活動的な生活から介護を要するまでにはこのような一定の期間があります。

もちろんこの期間においても自分の能力を最大限生かしながら活躍し続けることは期待されますし、また、そのように取り組むべきです。

ただ、老いを体感していく中で、どのように自分らしい生活を維持して生活の充実に取り組むか、社会資源の活用や内面における心理的な適応を含めて、早い時期から考えていくことが重要です。

それによって将来の生き方も多いに異なっていきます。

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