次のステージは終末の介護・療養を要する期間です。介護の期間を経ずに最後を迎えることを象徴した「PKK（ピンピンころり）」という言葉がありますが、PKKで行く人は稀です。
晩年をどのように過ごし、自分らしく最後を迎えるか、この準備と対策も人生設計上、非常に重要です。
現在、一つの方向性として「住み慣れた地域・自宅で最後まで自分らしく老いることができる社会」づくりに世間も向かっていますが、個人としてもそのような晩年の暮らし方を意識して準備していくことが大切です。
このようなステージの変化を見通す中で、”より自分らしく”生きる、老いることができるよう先を見て方策を立てることが求められます。
それぞれのステージの中には、お金をどうするか、親や配偶者の介護にどう向きあっていくか、住まいをどうするか、どのような楽しみを見いだすかなどの個別課題も含まれます。
その個別課題の解決を図りながら、より円滑にステージを移行することで、一つの理想の生き方・老い方が与えられると思います。
