
2023年度に実施された6か国(日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、中国、フィンランド)の国際調査によると、日本人のヘルスリテラシー自己評価は10点満点中、5.4点(ほかの5か国は7点台)と最も低い結果でした。
他の国際比較調査でも、日本はヨーロッパやアジア諸国と比べてヘルスリテラシーが低いという結果が出ています。
ヘルスリテラシーとは健康や医療に関する情報を適切に入手し、理解し、評価し、活用する能力の事で、日本人のヘルスリテラシーの低い現状により、健康診断やがん検診の受診控え、予防接種率の低下など、様々な健康課題につながる可能性が指摘されています。
今後は学校教育における情報教育の充実や、国民全体のヘルスリテラシー向上に向けた取り組みが重要と言われています。